.....司馬遼太郎氏は原作『坂の 上の雲』の映像化を終世断っていた.....”やはり書物にとどめておきたい”

NHKの坂の上の雲放送について

NHKの坂の上の雲放送について 投稿者:櫻井 龍市 投稿日:2009年11月26日(木)
(「坂の上の雲」放送を考える全国ネットワーク)投稿用掲示板 より

文章化すると長くなりますので思いつくまま箇条書きします.
1、この放送は公共放送として根本的に不適当です.
2、なにもかもがグローバル化しているなかで放送がメデアのなかで最重要な責務があると考えます.
3、とくに歴史を取上げるにあたっては公共放送の自覚を最大公約数として世界を見据えたなかで発信しなければならないでしょう.
4、近現代史のなかで日本の戦争に関わる部分があるときは国民が公平に理解できる内容であるべきで、実体験者が少数化している今日過去の軍国日本をきちっと総括して侵略戦争のため敗戦したのだとの事実を基にすべきです、この点で一つの実体験者の例を記してみます.
朝日新聞11月19日13版「声」の欄に78歳の人が体験もいれて「なぜ今、坂の上の雲なのか」と題して述べておられます.
5、こと戦争に関しては国民がきちっと学習していなければ一方的に与えられたマインドコントロールに洗脳される危険を伴います(この部分に注目して現代人に正しい近代史を教えようとして加藤教授が[それでも、日本人は「戦争」を選んだ]と著書で教えています.
6、戦中においての1942年9月、10月の月刊「改造」に投稿した細川嘉六の「世界史の動向と日本」が治安維持法違反で最大の逮捕者をだした通称横浜事件も放送の根底にあるべきでししょう.
7、今のNHKが特に慰安婦問題での判決後半世紀以上の戦争期に戻ろうとしているように見えて最も危惧しています、又NHKを外部から見ますと(失礼な面があるかもしれませんが)職員の一部までが執行部のご機嫌とりをしているように感じます、これも保身のためと流してはいけません、しかし身分を労働組合が守ってくれなければ心ならずもそうなっていくでしょう.
8、私は08年に亡くなられた評論家の加藤周一先生の教え(憲法を中心として人類の絶対平和の信念)を無駄にしないように生きてみようと思います.

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